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色落ちの原因【浦和】
2021.09.01
そもそもなぜ髪の色が落ちていくのか、皆さんは知っていますか? 髪色が落ちるしくみを知るためには、髪が染まるしくみをまず知っておきましょう。
髪は、内部にあるもともとの色素を脱色させ、そこに染料をくっつけることで色がつきます。
髪はもともと弱酸性で、表面がキューティクルで覆われているものです。
ここにアルカリ性のヘアカラー剤がつくことで、キューティクルが開き、髪の毛に浸透します。
浸透したカラー剤はまず中の色素を脱色、同時に染料を酸化させて、色をつけていきます。
このように、脱色しながら色をつけていくことで、黒髪やブリーチ髪に色がついていくのです。
通常染めた髪は、ゆっくり色を落としていきますが、一度キューティクルを開いているので、これまでの髪よりも熱や刺激などに弱くなります。
そのため、成分の強いシャンプーをしたり、高温でアイロンをしたりするとダメージを受けやすくなり、中の染料が早く落ちてしまうことにつながるのです。